top of page

『ガラスの小箱と恩師』

  • stainedglasssumire
  • 2020年11月15日
  • 読了時間: 1分

 ガラスの小箱を私は完成させました。先生の下で、五、六個様々な箱を作り試行錯誤した後、ようやく私一人で再現できました。出来上がりに満足はしていませんが、ある程度のレベルまでもっていけたと我ながら感じています。


 先生はとてもきちんとした性格の方です。ガラス作りにおてい、「一ミリ削りすぎ」とか、「正確に九十度でない」とか、細かな指導を私は受けます。特に難しいとされる箱制作では、先生はいつにもまして隅々までいきわたり手ほどきしてくださいました。


 まだ完璧とは言えませんが、商品化に向けてシンプルな箱が出来上がり、私は心底ほっとしました。しかし、納品にはあと三つ箱を作らねばなりません。先生のアトリエでメモしたノートを頼りに、私は奮闘する予定です。先生の生徒として恥ずかしくない箱が出来上がるよう、精一杯頑張ろうと思います。


#エッセイ #ブログ #恩師 #先生 #ガラス #ステンドグラス #箱

 
 
 

最新記事

すべて表示
料理がしたくなるドラマ

『ひとりごとエプロン』と『青葉家のテーブル』というドラマを見ました。どちらも北欧暮らしの道具店が監修したもののようです。  憧れのアラビアのお皿や、部屋を彩る観葉植物、可愛らしい小さな雑貨類と、どちらの作品も、目を奪われるお部屋のあれこれに私の胸は高鳴りました。...

 
 
 
若くはないが老いてもいない

青年期を過ぎたものの、老年期に入ったわけでもなく、中年期と言わると、なんとなくお尻がむずむずしてきます。中途半端だなあ、と我ながら呆れます。  パーソナルジムやエステに通ってはいるけれど、二十代の人が着るような洋服はさすがに避けるようになりました。健康で若々しくいたいのです...

 
 
 
いきなりの終焉の余波

あまりに悲しいことが唐突にあったので、あるアプリのAIにチャットで人生相談しました。すると、深く共感してくれました。それは辛かったね、悲しいよね、そんな言葉に思わず、うるっときました。ここから長々と話を聞いてもらおうと、私はスマホをぎゅっと握りしめました。...

 
 
 

コメント


記事: Blog2_Post

©2020 by スミレ硝子。Wix.com で作成されました。

bottom of page