『抜歯物語』
- stainedglasssumire
- 2021年3月19日
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私が恐れていた抜歯の日がやってきました。他の歯に悪影響が出ないようにする為、親知らずにできた虫歯を抜くのです。親知らずは小指の爪の半分程の小ささです。歯科衛生士さんは、さほど難しい作業ではないでしょう、と言いました。
しかし、私は麻酔が効きにくいという性質を持っているのです。私は必死に先生にその点を訴えました。すると、先生は、内蔵に使うのと歯に使う麻酔は違うので、おそらく問題はないと断言しました。私は逆らえず、不安なまま口を開けていました。
結果的に、ちくりと麻酔の針の痛みはありましたが、歯を取り去るのに痛みは伴いませんでした。私は事なきをえて、一安心しました。歯科医院のスタッフの皆さん全員と握手したい衝動にかられましたが、なんとかそれは抑え込み、私は少し腫れた頬を気にしながら帰宅しました。
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