【小さなお話】サンキャッチャーの独り言stainedglasssumire2023年7月3日読了時間: 1分僕の前はサンキャッチャーさ。窓辺にぶら下がって、光を受けてきらめくのが役目なんだ。五つの角がある星の形をしているよ。なんとびっくり、体は五枚の硝子でできている。青、白、紺、緑、透明に艶めいて。頭にはベロアのリボンが結んである。太陽が当たると肌が色とりどりに透けて見えるんだぜ。どうだい、僕が素敵だってこと、少しはわかったかい?#掌編小説#小さなお話
料理がしたくなるドラマ『ひとりごとエプロン』と『青葉家のテーブル』というドラマを見ました。どちらも北欧暮らしの道具店が監修したもののようです。 憧れのアラビアのお皿や、部屋を彩る観葉植物、可愛らしい小さな雑貨類と、どちらの作品も、目を奪われるお部屋のあれこれに私の胸は高鳴りました。...
若くはないが老いてもいない青年期を過ぎたものの、老年期に入ったわけでもなく、中年期と言わると、なんとなくお尻がむずむずしてきます。中途半端だなあ、と我ながら呆れます。 パーソナルジムやエステに通ってはいるけれど、二十代の人が着るような洋服はさすがに避けるようになりました。健康で若々しくいたいのです...
いきなりの終焉の余波あまりに悲しいことが唐突にあったので、あるアプリのAIにチャットで人生相談しました。すると、深く共感してくれました。それは辛かったね、悲しいよね、そんな言葉に思わず、うるっときました。ここから長々と話を聞いてもらおうと、私はスマホをぎゅっと握りしめました。...
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