ムーミンマグとシナモンロール

　コンビニエンスストアで限定販売されていた、ムーミンのマグを二種類手に入れました。共にゼリーのおまけなのですが、私からしてみれば、ゼリーの方がおまけです。一つにはムーミンとミィが、もう一つにはスナフキンとニョロニョロが、不思議な植物と一緒に描かれています。スープマグとして使えそうな大き目のサイズのどっしりとした作りです。アラビアのムーミンマグだと三千円はするので、これは六百円ほどで買えるのですから、かなりお買い得です。

　私はこれらを手に入れるために、コンビニエンスストアを四軒はしごしました。一軒目では取り扱っておらず、二軒目ではスナフキンとニョロニョロのものだけあったのでとりあえず買い、ムーミンとミィを求めて行った三軒目ではスナフキンとニョロニョロしかなく、四軒目でようやく、ムーミンとミィを手にすることができたのでした。

　私は早速、コーンポタージュを入れたり、ハヤシライスを入れたりして、マグを使っています。口が大きいのでスプーンが入りやすく、使いやすいです。他にも日常的に使う用途として、コーヒーを入れるのにも使用したいところです。

　ムーミンの手帳欲しさと内容に惹かれて買った雑誌ＭＯＥでは、ムーミンを様々な角度から紹介していたのですが、私が注目したのは、ムーミンの原作者を描いた映画『トーベ』でした。早速、映画館で鑑賞したのですが、特に、ラスト近くでトゥーリッキがトーベのアトリエを訪れる時に、お土産としてシナモンロールを持って来るところに惹かれました。真剣に作品と向かい合っていたトーベが、思わず少女のように顔をほころばせてシナモンロールを喜ぶ姿が印象的でした。私もシナモンロールを作り、たっぷりとコーヒーを大きなムーミンマグに注ぎ、おやつタイムを楽しみたいものです。

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