優しさのつまった花の寄植え
- stainedglasssumire
- 2022年3月11日
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お世話になっている雑貨屋さんの四周年のお祝いに、お花屋さんに花の寄植えを頼みました。アレンジはお花屋さんのご主人におまかせしたのですが、お代金に見合わず、とても華やかで立派な寄植えを作っていただきました。しかも、三つも寄植えを作ってくださり、好きなものを選べるようにしてくださったのです。お花屋さんのご主人の親切心が溢れたご対応に、私はすっかり胸を打たれてしまいました。
私は三つの鉢植えのうち、お花がふんだんに詰め込まれたものを選びました。お花屋さんのご主人はそこにうさぎのガーデンピックをさしてくださいました。偶然にも、うさぎ年だった雑貨屋さんのご店主は、大変喜んでくださいました。もちろん、可愛らしいお花たちも、雑貨屋さんのご店主は気に入ってくださいました。雑貨屋さんのご店主からたくさんお礼を言われて、私はその言葉をお花屋さんのご主人に伝えたい気持ちに駆られました。
数日後、私は地元の和菓子を手に、お花屋さんを訪れました。お花屋さんのご主人にサービスしていただいたお礼と、雑貨屋さんのご店主がとても嬉しそうだったことを話しました。すると、お花屋さんのご主人は少し照れながら、笑顔を見せてくださいました。私は雑貨屋さんのご店主の気持ちがお花屋さんのご主人に伝わったような気がして、幸せな気分になりました。誰かの優しさは、また違う誰かに伝わり、どんどん大きくなることを学んだ出来事でした。私も相手が少しでも明るくなれるような振る舞いができる人間になりたいものです。


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