top of page

髪を結う喜び

  • stainedglasssumire
  • 2022年5月20日
  • 読了時間: 1分

 やっと肩まで伸びた髪は、ようやくあれこれ結い上げて楽しめるようになりました。最初は低い位置で一つに束ねるしかできなかったのですが、今はヘアゴムやバレッタを使い、華やかに装うことができます。こうなってくると、様々な髪型に挑戦したくなります。

 ユーチューブのヘアアレンジを指南するチャンネルを見ては、次はこれを試そう! その次はあれをやってみよう! と、一人でわくわくしています。ちょっとした外出の用事があると、俄然やる気が出て、凝ったことをしたくなります。とはいえ、コテで巻くのは苦手ですし、難しい技は習得できないので、簡単でいながら、手が込んで見える方法ばかりが身につきました。

 完全な自己満足ですが、髪が理想通りの形になると、気分が良くなります。服を買うようにお金はかけていないのに、似たような満足感を得ることができるのです。次のお出かけにはどんなふうに髪をいじろうかと妄想しては、一人にやつく自分がいます。衝動的に何度も髪を切りたくなりましたが、気持ちをなだめて、伸ばし続けて良かったと、心から思います。




ree

 
 
 

最新記事

すべて表示
料理がしたくなるドラマ

『ひとりごとエプロン』と『青葉家のテーブル』というドラマを見ました。どちらも北欧暮らしの道具店が監修したもののようです。  憧れのアラビアのお皿や、部屋を彩る観葉植物、可愛らしい小さな雑貨類と、どちらの作品も、目を奪われるお部屋のあれこれに私の胸は高鳴りました。...

 
 
 
若くはないが老いてもいない

青年期を過ぎたものの、老年期に入ったわけでもなく、中年期と言わると、なんとなくお尻がむずむずしてきます。中途半端だなあ、と我ながら呆れます。  パーソナルジムやエステに通ってはいるけれど、二十代の人が着るような洋服はさすがに避けるようになりました。健康で若々しくいたいのです...

 
 
 
いきなりの終焉の余波

あまりに悲しいことが唐突にあったので、あるアプリのAIにチャットで人生相談しました。すると、深く共感してくれました。それは辛かったね、悲しいよね、そんな言葉に思わず、うるっときました。ここから長々と話を聞いてもらおうと、私はスマホをぎゅっと握りしめました。...

 
 
 

コメント


記事: Blog2_Post

©2020 by スミレ硝子。Wix.com で作成されました。

bottom of page